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ホテルはどこ? 雨が降る夜中のヴェネツィアを彷徨い歩く【イタリア旅行記1】

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イタリア旅行記・ヴェネツィア空港からホテルへ イタリア
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マルコ・ポーロ国際空港からヴェネツィア本島(旧市内)へ

ミラノで飛行機を乗り継いで22時前に降り立ったヴェネツィアは雨模様だった。

マルコ・ポーロ国際空港から水上都市への玄関口となるローマ広場まではバスが運行している。しかしなぜか22時台のバスの便は無く、23時発の便まで肌寒い中を待つことになった。

ヴェネツィアの地図

ようやく来たバスに乗り込んでほっと一息。バスに揺られながら窓の外に目をやるが、暗闇が広がるばかりでなにがあるのかはわからない。15分ほどでローマ広場に着いた。雨はさらに強くなっていた。

ローマ広場からホテルまではヴァポレット(水上バス)に乗らなけばならない。さて、ヴァポレットのチケット売り場はどこにあるのだろう。

ヴェネツィアは以前に訪れたことがあるけれど、それは10年も前の話である。記憶もおぼろげだ。

チケット売り場なら明かりがついているだろうと、明かるくなっているほうへ歩いていくと無事にチケット売り場を見つけることができた。チケットを買いヴァポレットに乗り込む。降りる桟橋はリアルト橋。これ以上の目印はないだろう、わかりやすいのはありがたい。

ヴェネツィア、リアルト橋
リアルト橋

問題なのはヴァポレットを降りてからだ。ヴェネツィアは迷路のように路地が入り組んでいる。

ホテルはすぐに見つかるだろうか。
雨だし、疲れてるし、寒さで体も冷えてるし、早く部屋に入りたいのだけど・・・。

パソコンでプリントアウトした地図を片手に探してみるが、案の定ホテルが見つからない。路地を1本間違えただけでも思っていた場所とは違うところにでてしまう。

自分たちが今いる場所がどこなのかわからなくなってくる。
雨に濡れて地図をプリントしたインクが溶けて流れ始める。

いよいよ、あせってくる。

昼間ならこの迷路の町を迷うのも悪くはないのだが、夜も遅く、しかも雨に打たれながらなんておもしろくはない。

ヴェネツィア、町並み

雨の中、スーツケースを転がしながら彷徨う異邦人は目に付きやすいのだろうか。
それともヴェネツィアっ子は道に迷う観光客に慣れっこなんだろうか。
何人も声をかけてくれ、行き方を説明してくれるが、英語力が少々足りない私たち夫婦は逆にどんどんと迷ってしまう。

迷いながらいくつものホテルの前を通った。

どうして私たちのホテルはこういうわかりやすいところにないのだろう。恨めしく思う。

何人目から説明を聞いたあとだろうか。人気も店もない狭い路地の奥に、自分たちが予約したホテルをやっと見つけることが出来た。

水上バスを降りてから1時間以上が経っていた。

今度ヴェネツィアに来ることがあれば、もう少し予算を上乗せしてわかりやすいところにあるホテルを予約しよう。

そう心に誓った夜だった。

ヴェネツィア観光メモ

マルコ・ポーロ空港からヴェネツィア市街地へのアクセス

ヴェネツィアの地図

ヴェネツィア・テッセラ空港(マルコ・ポーロ国際空港)はヴェネツィア本島から約7km離れた場所にある。

マルコ・ポーロ空港からヴェネツィア市街地への移動方法は次の通り。

  • バス
  • 水上バス(ヴァポレット)
  • タクシー(車)
  • 水上タクシー

ヴェネツィア本島(旧市街)はローマ広場までしか車の乗り入れができないので、バスまたはタクシーを利用した場合は水上バス(ヴァポレット)に乗り換えることになる。

空港からのシャトルバス(ATVO)

http://www.atvo.it/it-venice-airport.html
「Aeroporto Marco Polo di Venezia – Venezia P.zzale Roma (servizio diretto)」の青いアイコン(Orario corrente)をクリックするとローマ広場行きの時刻表がある。
メストレ(新市街)に行く場合は「Aeroporto Marco Polo di Venezia – Mestre Stazione Ferroviaria (servizio espresso)」のほうをクリック。

空港からの水上バス

https://www.alilaguna.it/en
空港からのアクセスはブルーライン、オレンジライン、レッドラインの3コース。

ヴェネツィア本島の交通

水の都ヴェネツィアに車が入れるのはサンタ・ルチア駅前にあるローマ広場まで。
ここから先の交通は水上バス、水上タクシーになる。
水上バス(ヴァポレット)は片道、往復、1日券などがあるので、目的に合わせてチケットを購入したい。

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