プラハ城の近くにあるかわいい裏路地、Nový Svět(ノヴィー・スヴェット)通り【チェコ旅行記8】

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路地裏が好き!

【観光2日目】

プラハの情報を調べていたときに、Nový Svět(ノヴィー・スヴェット)という古い建物が残る小道があることを知った。

かわいい家々が立ち並んでいるというその小道に惹かれ、足を運んでみることにした。プラハ城からはそう遠くない。

映画「アマデウス」でモーツァルトの住居として使われた建物
映画「アマデウス」でモーツァルトの住居として使われた建物。
プラハ城からNový Světへ向かう途中にある。

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Nový Svět(新世界)通りを散策する

プラハの地図、ノヴィー・スヴェット通り

ネポムツキー教会
ネポムツキー教会

Nový Svět通りはプラハ城の西側に位置するフラッチャニ(HRADČANY)地区にある。この一角はかつてはプラハ城の使用人が住んでいたが、19世紀末頃から古い家並みに惹かれた芸術家たちが移り住むようになったらしい。

Nový Svět通り

城から近い場所だけど、ここまで足をのばす観光客は少ないようで、時折出くわすのは住人と思しき人たちだった。

Nový Svět通り

朱色が目を引く建物、窓枠が印象的な家・・・。

Nový Svět通り

Nový Svět通り

街の中心部の賑わいや観光地の喧騒から離れて路地を散策するのは、わたしにとって旅の楽しみのひとつだ。その国の人々の暮らしぶりが垣間見えるのがいい。

Nový Svět通り

そういう意味では、ノヴィー・スヴェット通りは少し面白みに欠けた。

きれいすぎるのだ。

道にゴミが落ちていない。
路駐している車もほとんどない。
建物もきれい。

とってもフォトジェニックな通りだと思う。

だけど、住んでいる人のセンスがうかがえるディスプレイされた窓だったり、植木を置いた玄関だったり、無造作に止められた自転車だったり・・・と、生活臭のある雑然とした景色のほうがわたしは好みだ。

「これがここで暮らしている人達の日常なんだよ」

そう言われるとそれまでなんだけど、自分が求めていた景色とは少しばかり違っていたのが残念だった。

歩いているとカフェらしいお店があった。小さなテーブルと白い椅子がなんだかかわいい。そう、こんな、人の気配がする感じが好きなんだ。
トリップアドバイザーで見ると、人気の高い店のようである。

Nový Svět通り

建物に残る歴史

住所がなかった中世のプラハでは、家の壁や玄関の上に標識をつけて住所の代わりにしていたらしい。ノヴィー・スヴェット通りでは「黄金の羊」の標識を見ることができる。

もう一つ見かけた自転車の飾りは、最近のものではないかな?と思う。
自転車が発明されたのは1800年代以降、マリア・テレジアが生きていたのは1700年代、標識はそれ以前の時代のものだから。

だけど古の標識のように、入り口の上にこんな飾りを施す遊び心が素敵だ。

Nový Svět通りのユニークな看板

マリア・テレジア(フランス王妃マリー・アントワネットの母)の時代に地区を定めて番号が付けた住所ができ、標識はつけられなくなった。

第一次世界大戦後に新たな住所(〇〇通り何番地)が決められ、それが今の住所として用いられているそうだ。

建物につけられた青いプレートは正式な住所、赤いプレートは地区による番号(古い住所)。

今でも赤いプレートを付けたままの家が残っているのが興味深い。第一次世界大戦以前に建てられた建物だということがわかる。

赤い標識、青い標識

こんなふうに建物を観察しながらのんびり歩くことができるのは、路地裏散策の魅力の一つだ。ノヴィー・スヴェット通りには「赤いプレート」が残る建物がたくさんあった。


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