外国に行くと鉄道駅の駅舎も歴史的価値があったり、見事な装飾に彩られていることがあります。
アールヌーヴォー様式の建物が美しいプラハ本駅もそんな駅の一つ。
プラハ本駅の観光ポイントになっている丸天井と建物の外観の装飾を見に行きました。
プラハ本駅3階にあるカフェの丸天井
プラハ本駅は改修工事によって設備は近代的なものに変わっています。下の写真は駅舎2階の様子です。
プラハ本駅でのお目当ては、駅舎の3階にある丸天井と建物の外観の装飾。
1階から2階に上がるエスカレーターはフロアの目立つところにあるのですぐにわかります。
3階へのエスカレーターはホームへの通路の近く、ショップとショップに挟まれた少しわかりづらい場所にありました。
たくさんの人が行きかう1階2階とは違い、3階はぐっと人が少なくなります。
内装も本来のものでしょうか、優美な雰囲気です。
改修工事中でカフェの営業はしていなかったけれど、丸天井の装飾はすばらしいの一言。駅に来てこれを見ずに去っていくのは本当にもったいないと思います。
ステンドグラスも美しい。
昔の面影を残す建物の出入口。
出入口から外に出ると、駅前のバスターミナルになっています。道路を渡ったところが空港からのバスが到着したあたりでした。
ひさしのデザインがこれまた素敵!
プラハ本駅の建物には日本人のレリーフがある!?
建物の装飾で見ておきたかったのが建物を飾るレリーフです。
窓の上部に一つ一つ顔の違うレリーフが施されています。
旅行出発前に読んだ本の中で、このレリーフの中に一つだけ日本人と思われるものがあると紹介されていたので探してみます。
ひとつひとつ注意深く見て回ると・・・ありました!!
芸者さん風?の髪形をしています。
どういういきさつでこのようなレリーフが作られたのかはわからないけれど、遠い異国でこのようなレリーフを見ると、なんとも不思議尾な気持ちになってきますね。
ホームにも出ることができる
丸天井があるフロアからホームに出ることもできます。
ヨーロッパの駅の多くは日本のように改札がないので、気楽にホームに出ることができるところがいいですね。
駅の風景は大好き。
「旅」を感じさせてくれるところだから。
ホームと列車。この組み合わせは私にとって「これからまだ見ぬ街へと旅立つのだ」というワクワクした高揚感をもたらしてくれるアイテムです。
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