ロレッタ教会から次に向かったのはストラホフ修道院です。
世界一美しい図書館--- というと大げさかもしれないけれど、そう思ってしまうほど美しい図書館がストラホフ修道院にあるのでぜひ見てみたい!と思って足を運びました。
ストラホフ修道院
ロレッタ教会からストラホフ教会までは徒歩で5,6分ほど。
立派な門が出迎えてくれます。
門をくぐって少し歩くと修道院の建物があります。
ストラホフ修道院は1140年にヴラチスラフ二世によって創設されたプレモンストレ派の修道院です。現在は民族文学博物館になっています。
連結廊下
通路には本棚が並び、古い書籍を展示していました。
哲学の間
哲学の間は18世紀に建築家イグナーツ・パリアルディが設計したものです。
天井画はウィーンの画家、フランツ・アントン・マウルベルチ作。書棚はクルミ材でできています。
天井までつくられた本棚と、天井のフレスコ画の調和が素晴らしい。
神学の間
神学の間は17世紀の建築家オルシが手掛けたもの。
フレスコ画は画家で修道士でもあったシアルド・ノセツキーによって描かれました。
整然と並ぶ本棚、天井のフレスコ画のほかに古い地球儀が置かれているのも見逃せません。
この日は中で音楽の練習をしているグループがいました。
観光客は室内に入れないようになっているのですが、市民への貸出はあるのでしょうか。
ストラホフ修道院の見学は短時間で終わります
「哲学の間」も「神学の間」も入り口にロープが張られていて、廊下から中を見るだけの見学になります。混み具合にもよりますが、あまり時間がかからず見て回れると思います。
一見の価値あり。今思い出してもうっとりする空間でした。
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