ランボルギーニのパトカー
コロッセオから地下鉄を乗り継いでバチカンへとやってきた。
カトリックの総本山、バチカン市国。
サン・ピエトロ寺院を目の前にすると、信者でもないのに圧倒されてしまう。
でもここでの特筆すべきことは、ランボルギーニに出会ったことだろう。
私が寺院の建物に見惚れていると、「あっ」という夫の声。次に「ランボルギーニや!」
見るとそこには「POLIZIA」と書かれた、なんともかわいいカートがゆっくりと走っていた。車体の横にはたしかに「ランボルギーニ」の文字。
「あら~、よかったねー、見たいって言ってたランボルギーニのパトカー、見れたじゃない」
「そうやけど・・・なにかがちがーう!!(泣)」
なかなか思うようにはいかないのが、旅の醍醐味だ。
ちなみに、夫が見たかったパトカーというのはこちら。
サン・ピエトロ寺院を見学する
サン・ピエトロ寺院見学にあたっては手荷物チェックとボディチェックがあった。杖つきの私は当然のごとくブザーが鳴ったが、見た目でわかるからか詳しく調べることもなく通してくれた。
寺院内では10年前と同じく、口を開けて見ていた。
建築も絵画も詳しくなければ、キリスト教に関する知識もほんの少しだけ。だからウンチクは語れない。それでもなにやらすごいのだけはわかる。迫力があるというか、圧倒されるというか。
折角なので寄付(喜捨?)を入れることにした。何箇所もそれ用の箱が設けられていたが、中央奥のほうにあった箱に気持ち分だけ入れた。
その場を立ち去ろうとしたときに、後ろにいた人の姿が目の端に映った。年配の日本人夫婦で、お財布をかき回している。あらら。もしかしてお金が必要かと思っちゃったのかな?申し訳ない。
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